軽トラベースのキャンピングカー!種類と選び方
軽トラベースのキャンピングカーは、アウトドア愛好家の間で人気急上昇中です。コンパクトながら使い勝手が良く、キャンプ初心者からベテランまで幅広く支持されています。では、軽トラベースのキャンピングカーにはどんな種類があるのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
軽トラをベースにしたキャンピングカーは、主に2種類あります。軽トラキャブコン(軽キャブコン)と軽トラキャンです。この2つの最大の違いは、居住スペース(シェル)を着脱できるかどうかです。
軽トラキャブコンは、軽トラの荷台を取り去り、運転席のキャブの上までシェルを架装したタイプの車。メリットとしては、4名乗車・就寝が可能で、家族4人で週末キャンプに出かけられます。
また、居住性と自由度が高く、立って歩けるほどの天井高があり、キッチンやトイレの設置もできます。さらに、本格キャンピングカーらしい外観で、一目でキャンピングカーとわかるデザインが特徴的です。一方、デメリットとしては、車両費が高く、新車で300万円から400万円程度かかります。また、タウンユースしにくく、日常の買い物や送迎には不向きです。
軽トラキャンは、軽トラの荷台にシェルを積載したタイプで、シェルは着脱可能です。メリットとしては、シェルを自由に着脱できるので、平日は軽トラとして使い、週末はキャンピングカーとして使用できます。価格も安く、軽トラとシェルを合わせても300万円以下で購入可能です。
また、軽自動車として登録できるため、構造変更手続きが不要で、軽自動車税のままです。デメリットとしては、乗車定員が2名までなので、家族での使用には不向きです。また、シェルの置き場が必要で、車検時にはシェルを取り外す必要があります。
軽トラベースのキャンピングカーは、その機動性と使い勝手の良さから、キャンプ初心者にも人気です。例えば、狭い林道でも難なく走行でき、キャンプサイトでの駐車も楽々です。
また、軽自動車ならではの低燃費も魅力の一つ。長距離ドライブでもガソリン代を抑えられるので、より遠くのキャンプ場にも気軽に行けます。さらに、維持費の安さも見逃せません。軽自動車税や自動車保険料が普通車より安いので、キャンプの頻度を増やしても家計への負担が少ないのです。
軽トラベースのキャンピングカーを選ぶ際は、いくつかのポイントを考慮するといいでしょう。使用人数は、2人までなら軽トラキャン、4人なら軽キャブコンが適しています。
予算面では、軽トラキャンなら比較的安価で、軽キャブコンならより快適な空間を得られます。使用頻度については、週末だけなら軽トラキャン、長期旅行なら軽キャブコンがおすすめです。保管場所に関しては、シェルを取り外せる軽トラキャンなら場所を取りません。
軽トラベースのキャンピングカーには、軽トラキャブコンと軽トラキャンの2種類があります。軽トラキャブコンは4名乗車可能で居住性が高いですが、価格が高めです。軽トラキャンは2名乗車で価格が安く、シェルの着脱が可能。使用人数や予算、使用頻度、保管場所を確認するとミスマッチなく選べるでしょう。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
軽トラベースのキャンピングカーは、アウトドアライフをより身近にしてくれる素晴らしいツールです。自分のライフスタイルに合わせて、ぴったりの一台を見つけてみてはいかがでしょうか。